登山装備軽量化施策の一つとしてシュラフを買い替えました。
これまで使っていたのは、mont-bell U.Lスーパースパイラルダウンハガー800 #3、630g、ちょうど10年前に購入しました。伸縮しやすいのが売りのシュラフでシュラフに入ったまま胡座をかいたりでき、寒いときにテント内の整理整頓などやりやすかったです。就寝時には、保温性向上、結露対策として、ブリーズドライテックU.L.スリーピングバッグカバー、235gを装着していました。寝具としては総重量865gでした。ま、これで1kgですね。
この軽量化で目をつけたのが、シュラフ表面に撥水加工の施されたライ シームレス ダウンハガー900 #3です。耐温度は1℃下がっていますが、シュラフカバーが不要となり重量は625gと-240gです。
先の立山の山行で使用してみましたがまとめると、
- 撥水加工されている分、外被が固くなり伸縮性はよくありません。
- テント内は初晩に結露していましたが、シュラフの表面に水滴が浮き上がっていたぐらいで、浸み込んでいるようなことはありませんでした。タオルでシャッと拭くと取れます。
- シュラフ内は結構蒸れます。パンイチで寝ようとしましたが、汗をかくと地肌にシュラフが纏わりつくので寝心地がよくありませんでした。パジャマ相当のものがあるとよいです。二日目の晩は、冷えたせいか気温も低かったのでトレッキングパンツを履いたまま寝ました。快適でした。
- 羽毛の偏りを防ぐスパイダーバッフルシステムに関しては効果がよくわかりませんでした。使い込むとわかるのかもしれません。
でした。湿気の抜けが悪い以外は満足です。これは撥水加工がしてあるので仕方がないでしょう。10月にも使用してみて、どのぐらいの寒さに耐えられるか確認したいです。
旧シュラフは、車中泊用のシュラフとして活用中です。ただ、抜け毛が激しくて車内の掃除が大変!!
※ シュラフのサイズはすべてロングでノーマルサイズのものより若干重いです。
【モンベル】ドライ シームレス ダウンハガー900 #3 ロング
ダウンの片寄りを防ぐための隔壁を廃した、画期的な「スパイダーバッフルシステム」搭載した防水スリーピングバッグ。縫い目の少ない構造を生かし、防水透湿性素材を使用す…
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