フェンシングの剣には、フルーレ、エペ、サーブルの3種類があるそうだ。いわゆる斬ることを目的とした日本刀と異なり、西洋の剣である突くことによりダメージを与えるタイプの剣である。なお、サーブルは、サーベルのことでフルーレ、エペと異なり斬るの動作もある。オリンピックで話題になっているのはフルーレ。剣の名前がそのまま競技名となっている。
フェンシング競技の特徴として「攻撃権」というルールがある。適用されるのは、フルーレ、サーブルのみ。攻撃権を持たない側は防御に徹しなければならない。攻撃権を持つ側の突き(剣)を防御側が払うことで攻撃権が防御側に移動し、攻守が入れ変わる。お互い同時に相手を突いた場合、攻撃権を持つ側の得点となる。防御側は間違いを犯したとされる。
攻撃権の移動が意外と激しく、素人がみたぐらいでは勝敗の判定は難しそうだ。
コメント