米国運輸省のトヨタ叩き

2009年ごろから始まった米国でのトヨタ叩きは、実は米国の三大自動車メーカーであるGM、フォード、クライスラーの経営が怪しくなったころから始まった。

GMは、2008年上半期に販売台数世界一の座をトヨタに明け渡し、2009年2月に経営破綻、2009年12月には自動車業界救済法案が不成立となり、政府によるつなぎ融資を何度も受ける状況に陥った。
クライスラーは、2009年4月に連邦倒産法第11章の適用を連邦倒産裁判所に申請、経営陣は辞職し、再建を目指した。現在は、フィアットより3人の取締役を招き、また、CEOはフィアットのCEOが兼務するなど、事実上フィアットの傘下に入っている。

トヨタ叩きが加速したのは、上記の出来事が起こった2009年後半から2011年までの期間であった。トヨタ叩きは、米国自動車メーカーが立ち直るまでの間にトヨタが独り勝ちとなる状況を避けるため、米国政府が仕込んだものと考えられないだろうか….

あ、誰かきた….

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