食費と水道・光熱費

欲望を抑えられない自分を管理するため、家計管理・資産管理のツールとしてMoney Forward MEを使用しています。Money Forward MEでは費目ごとに予算を立てて月初めから当日までどのぐらいお金を使ってしまったのか確認できます。スーパーのレジでの支払いの際に実感していたのですが、最近、どうにも食費の増加がすごいことになっています。我が家の家計に物価高が直撃しているようです。他の費目を切り詰めていくと幸福感が薄れるだけなので予算全体を見直すことにしました。その際、どのぐらい増えたんだろうと思い、過去6年間で食費と水道・光熱費の推移を調べてみました。

2018年2019年2020年2021年2022年2023年
食費37,54937,57736,12835,89135,88443,709
水道・光熱費10,43510,70811,30411,21913,35411,847
値は各年1〜12月の月平均の金額、単位は円

2023年の食費が爆上げでした。2019年からはコロナ禍による在宅ワークが始まり、昼食を自宅で食べるようになったため食費が減っていました。2023年も同じ勤務形態でしたが、食費は前年実績+20%でした。加齢により食は細くなってきているのと外食する機会も減っているのですが、それを上回る勢いで上昇しています。政府の統計をみてみると食べ物は軒並み+10%ぐらいの上昇程度なのですが、それも上回っています。何か贅沢なものを食べてしまったのか….

水道・光熱費には電気代、ガス代が含まれています。我が家の場合、ガス代、電気代の値上げの影響は見えていません。私は夏にエアコンはほとんど使わない(扇風機派)ので、年間の電気代は冬の暖房代、つまり、暖冬かどうかで左右されます。2023年は暖冬だったので抑えられたのでしょう。2024年度からは政府による補助もなくなるので2024年はこの費目も大きくなることが予想されます。

この調子で食費が上昇していくのが怖いです。今の国の政策は物価上昇に合わせて賃金も増えるようにしていこうとするものですが、賃金収入がない、少ない人にとっては物価だけが上がっていきます。富の格差がどんどん広がっていくような世の中になるかもしれませんね。ガソリン税が安くなると、電気代に加えて物流コストが下がるのであらゆる物価(売価)が下がると思うのだが政府は何故それをやらないんだろう。(闇)

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