私が山行で利用している天気予報をまとめます。
一番よく使っているのはWindyのECMWFです。2週間先、直近3日間は一時間単位の予報です。私の使った範囲では大概は当たっている気がします。まぁ、単に予報を言われるよりは天気図など根拠を示された方が安心できるということもあります。海水温と風向きに注目すると意外とどうしてそういう予想になるのかがわかります。(わかった気になります。これが大事。)
Windyとヤマテンが有料会員です。Windyは2,000円/年、ヤマテンが330円/月です。天気予報はけちってはいけないところと思っています。が、ヤマテンは7月から550円/月 (=6,600円/年) に価格改定されるようでどうするか検討中です。ヤマレコと連携しているのはよいのですが、予報地点が少ないのとお気に入り地点などの登録などアプリがいまいちであまり使っていない…
Windy
- 世界の気象予報センターの気象予報モデルを活用。以下が利用できる気象モデル。()内はデータを提供しているセンター名。各モデルの予報を並べて比較することもできます。
- ECMWF (欧州中期予報センター)
- GFS (アメリカ大洋気象庁)
- ICON (ドイツ気象庁)
- METEOBLUE (スイス、バーゼル大学)
- MSM (日本気象庁)
- よく参照しているのはECMWFです。予報期間が長いので山行予定を立てるのに役立っています。完全にデータだけで予報しているので気象予報士の経験などが予報に含まれないことに注意。
- スマホ用専用アプリあり
ヤマテン (山の天気予報)
- 日本の主要な山域、山ごとに当日も含めて三日間の予報を提供。山行計画を立てるのに使うのはちょっと難しい。日本の気象予報士による予報なのでその経験による判断が含まれると思うし、そこにWindyとは違う期待をしている。
- ヤマレコと連携しており、ヤマレコをプラットフォームとしてスマホから天気予報が参照できる。
YamaYamaGPV
- 地図で予報地点をクリックするか、登録されている山のリストから山名を選択することで、雲量、気温、風量の遷移をグラフで確認できます。天気がどう変化していくのかがわかりやすい。最大で264時間先までの予想データが参照できますが、よく使うのは39時間、84時間先ぐらいまでです。他の予報で曇りがちという予想のとき、雲量を調べるのに使います。
Mountain-forecast.com
- Windyを使い始める前に利用していたサイト。英語I/Fのみ提供だが、Webページの右上の方のリストで山を選ぶと参照できる。標高ごとに予報気温が参照できる。寒い時期には重宝する。
以上がここ数年の山行で参考にしている天気予報です。
以前は、「登山天気」も使っていたのですが、ときどきすんごい予報をしてくるのでやめました。最近、宣伝をよく見ますがどうなんでしょう。他には、「てんきとくらす」、「マピオン 山麓の天気」などもみたことがありますが、どうにもデータの裏付けが少なく、私には合いませんでした。
結局、最後は自分が見たい予報結果を見て旅立つんですけどね。
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