大量絶滅

大量絶滅とは、生物個体が大量に死滅することではなく、生物の種類が減ることを指す。地球では、これまでに5度の大量絶滅が確認されており、現在は6度目の大量絶滅の真っ只中である。(という説もある。)

  • 原生代末 (V-C境界)
    • 約5億4000万年前。超大陸ゴンドワナの分裂、スーパーブルームが原因とされる。エディアカラ生物群が絶滅(*)。
  • オルドビス紀末
    • 約4億3500万年前。超新星爆発によるガンマ線バーストが原因とされる。すべての生物種の80%ほどが絶滅。
  • デボン紀後期
    • 約3億6000万年前。気候変動の繰り返しにより、80%ほどの生物種が絶滅。
  • ペルム紀末 (P-T境界)
    • 約2億5千万年前。超大陸パンゲアの形成、深海のメタンハイドレードの気化など、原因としていくつかの説がある。約%95の生物種が絶滅するという最大規模の大量絶滅。
  • 三畳紀末
    • 約2億1200万年前。火山活動が原因とされる。すべての生物種の75%ほどが絶滅。恐竜の繁栄につながった。
  • 白亜紀末 (K-T境界)
    • 約6500万年前。巨大隕石が地球に激突したのが原因とされているが疑問視する意見も多い。すべての生物種の約%70ほどが絶滅。恐竜が絶滅し、哺乳類が台頭する。
  • 完新世
    • 現在。人類による生物圏の破壊、氷河期による地球の寒冷化など。

※ 原生代末の絶滅は検証中であり、数には含まれない。

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