前回の山行で新たに導入したZ Lite Solを試すことができたので、もともと持っていたProLite Plus(旧型)と比較してみた。サイズが異なるので単純な比較はできないのだが…
ProLite Plus L (()内はレギュラーサイズ)
サイズ:63×196×3.8cm (51×183×3.8cm)
重量:940g (680g)
素材:表/70Dリップストップポリエステル&ナイロン、低面/70Dナイロングリップドット
収納サイズ:33×13cm (28×12cm)
R値:3.8
Z Lite Sol R
サイズ:51×183×2cm
重量:410g
素材:軽量EVAフォーム
収納サイズ:51×15×13cm
R値:2.6
まず寝心地ですが、R値の大きいProLite Plusの方がよいのは確かです。普段は少し硬めの布団で寝ていますがZ Lite Solはそれより硬い感じでした。比較しているテント場が異なるので感覚的なものになりますが、テント場の微妙なごつごつ、湾曲はProLite Plusの方は吸収してくれていますが、Z Lite Solの方はそのまま伝わってくる感じでした。
テント内での取り回しですが、こちらは気を遣わなくてよいZ Lite Solの方が楽です。Z Lite Solはバサッと置いて広げれば終わりです。その上に暖かい物などを置くことも可能です。エアマットのPro Lite Plusの方はどうしても気を使ってしまいます。片付けるのもZ Lite Solの方が簡単。ProLite Plusは、エアーを抜く、丸める、スタッフサックに入れるという難しい作業(所要時間10分ぐらい?)があります。
移動時についてですが、ProLite Plusはザック内に収納、Z Lite Solはザックの後ろ正面に縦に括り付けて移動しました。Z Lite Solは横に付けると横幅が広くなり過ぎな感じだったので。Z Lite Solを使った前回は立山の雷鳥沢キャンプ場に宿泊で扇沢から室堂まではバス、ロープウェイなどを使っての移動でした。ProLite Plusは登山口までマイカー移動、そこから徒歩でした。
Z Lite Solですが、公共交通機関を使った移動では、横を向く、振り返るは周りに人がいるかどうかを確認してから動作開始するなど、かさばるためかなり気を使います。慌てて行動するととなりのおばあさんにぶつかってしまい迷惑がられます。実際やってしまいました。近づいてこなきゃいいのに、と心中では逆切れていましたが、列に並ぶ必要があるのでお互い仕方ありません。ザックをバスなどの床に置いたときも場所をとります。
ProLite Plusはザック内に収納でしたので上のような心配はありませんでした。が、重量があるので歩行時は….捨てたくなります。
今後の使い分けとしては、荷物が重かったり移動距離が長いときはZ Lite Sol、そうでないときはProLite Plus。それにテント場が広いときは(平らなところが見つかると思うので)Z Lite Sol、そうでないときProLite Plus、の選択を加味するでしょうか….
ProLite Plusはレギュラーサイズにしておけばよかった。現世代は620g、次世代になると600gを切ってくるかもしれない。そうするとProLite Plus一択でもいけそう。
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